弁護士 伊藤 未知人

弁護士紹介
前を向くために、できることを

著者名

小さい頃は周囲から大人しくて気持ちの優しい子だと言われていました。自分でも、他人を傷つけるようなことは無意識のうちに避けていたように思います。それもあってか、小学生の頃から漠然と将来は他人の役に立つ仕事を、と考えていました。中学高校はミッション系の学校に通い、「他者のために、他者とともに生きる人間」という理念の元、ホームレス支援やハンセン病患者の方との交流会といった様々な機会を持つことができました。行政、福祉、法律といった様々な側面から支援活動に携わり、相手の立場に立った行動を意識する中で、他者のために自分ができることは何か、を強く意識するようになりました。そのような中で、弁護士から、法を扱う者だからこそできる依頼者への寄り添い、支援、その力の大きさ等を聞く機会がありました。当時は弁護士の出演するテレビ番組が増えており、弁護士という職が遠い存在ではないように思えたこともあって、自分が他人のために出来ることとして弁護士を目指すようになりました。

法律相談の際には、依頼者の立場に立ち、真摯に話を聞くことを大切にしています。迷い、不安、不満、閉塞感など、事務所にいらっしゃる方の心境は様々です。法的な視点からの説明にとどまらず、お気持ちを汲み取りながら、前向きに進んでいくためにはどうすることが望ましいか、という点も踏まえてサポートしていきたいと思っています。そのためにも、日頃から書籍や研修会を通じ様々な情報に接し、法律以外にも社会福祉、労務、税などの学習を継続し、幅広い知識を身につける努力は怠りません。

そんな中でも趣味の時間も取るようにしています。特に、映画は古い作品が好きで、映画がきっかけで、初対面の方やご年配の方と話が弾むこともあります。自分とは違う考え方に触れることができ、良い刺激になっています。

弁護士 伊藤 未知人 プロフィール

略歴 広島県出身
広島学院高校卒 / 東京大学法学部卒
趣味 映画鑑賞、日本酒を飲む、猫と遊ぶ
所属 神奈川県弁護士会